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Mercyful Fate ( リダイレクト:マーシフル・フェイト ) : ウィキペディア日本語版
マーシフル・フェイト

マーシフル・フェイトMercyful Fate)は、デンマークヘヴィメタルバンドキング・ダイアモンドヴォーカル)とハンク・シャーマンギター)を中心に、1980年代前半に活躍。1992年に再結成、1999年に再び解散した。
== 略歴 ==
ブラック・ローズというバンドにいたキング・ダイアモンドと、ブラッツというバンドにいたハンク・シャーマンが出会い、そこにマイケル・デナー(ギター)とティミ・ハンセン(ベース)が加わり、マーシフル・フェイトが生まれた。ドラマーとしてキム・ラッズを迎え、1982年、『Rave-On Records』というインディーズ・レーベルからミニ・アルバム『マーシフル・フェイト』を発表。本作は、今もこの形ではCD化されていないが、後に『ロードランナー・レコード』が出したコンピレーション・アルバム『In The Beginning』に、4曲とも収録された。
その後『ロードランナー・レコード』と契約し、『メリッサ』(1983年)で本格的にデビュー。キングの特異な声と、ハンクの生み出す捻れたギターリフが相乗効果となって、独特の恐怖世界を創造した。続く『ドント・ブレイク・ジ・オース』(1984年)では、美しいメロディも取り入れて、更に深みのある世界を築き上げた。
しかし、ハンクがポップな要素をバンドに取り入れようとして、他のメンバーと衝突し、バンドは解散。キングはマイケルとティミを連れてキング・ダイアモンドを結成し、マーシフル・フェイトの世界観を継承。一方のハンクは、フェイトというバンドを結成し、よりポップで美しいハード・ロックを追究した。
その後ハンクはフェイトを脱退し、ZOZER MEZというプロジェクトを開始する。一方のキングも、バンドとしてのキング・ダイアモンドが活動停止状態になっていた。キング、ハンク、マイケル、ティミの4人が再び集まり、キング・ダイアモンドのメンバーだったスノーウィ・ショウ(ドラム)を迎えて、1992年にマーシフル・フェイト復活。新たに『メタル・ブレイド』と契約し、1993年には『イン・ザ・シャドウズ』を発表した。本作には、メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒもゲスト参加。
しかしその後、ティミが家庭の事情で脱退。後任にシャーリー・ダンジェロを迎え、『ドント・ブレイク・ジ・オース』以来の傑作と言える『タイム』(1994年)を発表するが、その後スノーウィも脱退し、ビヨン・T・ホルムが加入。更にマイケルも脱退し、『デッド・アゲイン』(1998年)では、元キング・ダイアモンド~ミメント・モーライのマイク・ウェッドが加入。メンバーは流動的になっていった。そして、『9』(1999年)を最後に再び解散。キングは、既にマーシフル・フェイトと掛け持ちで活動していたキング・ダイアモンドに専念し、ハンクはフォース・オブ・イーヴルというバンドを結成、シャーリーはアーチ・エネミーに加入。
2011年12月7日、カリフォルニアのフィルモアで行われたメタリカの30周年記念コンサートにおいて、キング、ハンク、マイケル、ティミの4人は再び集まり、彼らと共にメタリカの『ガレージ・インク』収録の「マーシフル・フェイト」を演奏した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マーシフル・フェイト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mercyful Fate 」があります。




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